"妄想ノートなラクガキ帳

02/17

2014

【開眼】inkscapeで漫画っぽい線を引く!(追記あり)

お絵かき inkscape

コメント:0 TB:0


ベクター系ソフトのinkscape、だんだんと馴染んできて、ブラシ作成にも大活躍。
先日の一休さん漫画でも吹き出しを作ったり短時間で3DSを描いたりと
そろそろ欠かせないソフトになりつつあります。
まぁ、癖は強いですけどね…いまだにXMLエディタを使うのが手っ取り早いという原始的な部分もありますし。

ここで次期inkscapeにおいらが非常に期待している機能は「PowerStroke」という機能でして。別名「Variable-Width Stroke」、部分部分で太さの違う線というわけです。

これで何が実現できるのかと言えば、「漫画のような、抜きと入りのある描線」でして。
もしかするとマウスとスキャナだけで絵が掛ける時代が来るかも知れない、と。
いや、それもなんだか味気ない気はしますので、ペンタブを手放すことはありませんがw

ともかく実際はそんなに使わないにしても、できるのとできないのとでは訳が違います。

しかし待てど暮らせどinkscapeのバージョンアップは音沙汰がなく…次のバージョンは0.49ではなく0.91だというアナウンスがあったぐらいで、着々と進んではいるのでしょうが

早く来てくれ悟空!

と叫ぶクリリンの気持ちがわかるような気がします。

しかしそれではフリーザどころかナッパも倒せない。
せめて「よけろナッパ!」とベジータに叫ばせるぐらいの善戦をしたい。

そこでついに編み出しました。「漫画っぽい」描線を作るワザ。


まだまだ未熟ですがこの方法を発展させてノウハウを積めば、気円斬になるかもしれない。
そんなわけで備忘録を兼ねて書き留めておきます。

まず、通常のinkscapeの描線というのは、ペンツールで描くのが一般的と思われますが、このように味気ないものです。

shot_140216_234338_3453.jpg


この棒そのものの線では今ひとつ面白くないですね。これをパスに変換して微調整ツールで太らせたりする手もあるのですが、それはまた今度。


これを、「ペンツール」時の左上のコンボボックス「成形」で「円/弧」にすると…

shot_140216_234626_3505.jpg


shot_140216_234652_9678.jpg


あらなんと!
わりかし漫画っぽい線が現れてきましたよ!

しかしこれ、今ひとつ使いづらい。
どうも「パスに沿わせる」エフェクトで実現しているようなのですが、
何せストロークでは太さが決定せず、「パスエフェクトエディタ」の「幅」で設定しなければならないのです。

shot_140216_234741_5581.jpg

変更後にスクショを取ってしまいましたが、基本の幅は1.0のようです。

つまり基本的に太さは固定みたいな感じになり、絵がかなり大きなものになります(まぁ、これはベクターソフトゆえ、致命的な問題ではないのですが)

が、これが、複数の線を選択して一括設定ということができない。ついでにいうと、初期設定みたいなものもない。
つまり、ちまちまひとつひとつ弄らねばならない。
顎のライン一つぐらいだったらいいですが、髪の毛となると即死しそうな作業量です。

そこで、これを切り抜けた上に素晴らしい副作用まで得たのでメモっておきます。

まず、描線は「成形」を無しにして普通のつまらない線でデザインします。

shot_140216_234621_3232.jpg

shot_140217_000257_0184.jpg



それが終わったら、描線とは何の関係もない、ただ太さを決定するだけの線 - 以下、リファレンス線と呼びます - を作ります。このテストの絵で言うと右下の線ですね。
リファレンス線は、成形を「円/弧」にします。

さて、ここでリファレンス線を選択し、CTRL+Cでコピーします。

次に変更したい描線全てを選択し…メニューの「パス」→「パスエフェクトを貼り付け」を実行すると!

shot_140217_000305_5378.jpg


何という事でしょう!!
全ての描線がリファレンス線に変化しました!

しかし、まだ問題がある。
よく見ると分かりますが中空になっているのです。(設定にもよるかもですが、おいらの環境ではこうでした)
これは「フィル」が設定されていない為ですので、選択はそのままでフィルダイアログを出して単色を設定すると。

shot_140217_000311_5598.jpg

一括で全ての描線が漫画めいたものになりました!

さて話はこれだけではありません。
これには副作用の話が残っているのです。

なんと、リファレンス線を「パスエフェクトエディタ」で幅を変更すると…

shot_140217_000340_4205.jpg

別に描線のほうを選択とか最適用などする必要なく。
すべてのコピーされた描線が変更を反映するのですよ、と。

まぁ、正直まだまだ太さの設定・調整が難しいこともありまして(今の所、パスエフェクトエディタの幅が0.5以下 0.1以下になると、せっかくの入・抜き的表現が消えてしまったりします…と思ってたのですが、追記を読んでください)

これだけでどれだけ使い物になるかはわかりませんが。

ちょっと極めて行く方向性で行きたいと思います。
まぁ、絵の世界のカカロット=孫悟空な人が見たら「つまらんワザだ…」とか言われそうですけど(´;ω;`)ブワッ


あと女の子の服のレース柄ですが、これまたinkscapeの「パスに沿わせる」で簡単に描けるのではないか…という予感がしてまいりました。その辺もいずれ実験してみたく思います。


追記〜!


なんと大変なことがわかりました。っていうか、分かる人には最初から分かっていたかも知れませんがw
「0.1以下だとストロークが美しく細くならない」
これはですね。
「ストロークに適用されていたから」です。だから中空になってたんですね。

つまり、ストロークの塗りを「無し」にすれば、その中空部分だけが描画される=極めてクリスピーでシャープな描線が得られるのです!!

というわけで次の記事では、この技法で描いた絵で、ちょっと(何故か)スーパーファミコンについて語ろうかと思います。
スポンサーサイト

コメント



名前
メールアドレス
URL
パスワード

トラックバック


トラックバックURL :

モブ沢ドト彦(dothiko)

ブログ主:モブ沢ドト彦(dothiko)
@dothiko

当ブログについて (←いわゆる「最初にお読みください」というヤツです)

このfc2ブログをお絵かき専用ブログに再編するにあたり、ハンドル名ではなくペンネーム「モブ沢ドト彦」を名乗ることに致しました。今後はプログレッシブに生きていこうと思います。基本的にお絵かきは毎週土曜日更新(予定)、その他のネタは不定期という事にしています。
amazonアソシエイトに参加することにしました。
年齢は特に明示しませんが
* おっさんです *

10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -

ユーザータグ

FC2Ad